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コミ割 / Comiwari

コマ割りを認識して画像を分解
初出:2007年04/19 更新:2007年05/28

この文書のキーワード: Python

コミ割は、漫画のページ画像(一ページ一画像のjpg/png/gif/bmp)をコマ毎に分割するソフトウェアです。モバイル機器用、人目を忍ぶ用などに使えるかも知れません。
関連して、画像の傾き補正(Hough変換による直線検出のための習作)、コミ割用省スペース漫画ビューアを作成予定です。

スクリーンショット

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コマ検出パラメータ概要

「コマ認識設定」タブでコマ検出に関するパラメータを設定します。それぞれの意味がややこしいので、メモしておきます。
用語がよく分かりませんが、ここでは仮に

  • 主に絵が描かれている原則として矩形の領域を「コマ」
  • コマの周囲の黒い線を「枠線」
  • コマとコマの間の白い部分を「枠」
と呼びます。
輝度クリップ(下/上)
枠線認識前処理として、入力画像の暗い部分を完全な黒に、明るい部分を完全な白にしますが、このスライダでその閾値を設定します。 輝度クリップ(下)が120、輝度クリップ(上)が200の場合、輝度120以下の点が黒(枠線は「黒」でなければなりません)に、輝度200以上の点が白(空白部分は「白」でなければなりません)に変換されます。
白判定閾値(非枠線)
1走査線の何%が「白」の場合にコマの外であると判定するか指定します。数値を大きくするとコマ外のはみ出しに対して厳格になります。
白判定閾値(枠線)
上と同じですが、既に上下(左右)が枠線と一致していて、そこから左右(上下)の空白を検出しようとするときに用います。
最小枠検出幅
指定された幅以上の空白が続かないと枠とは認めません。
黒境界判定閾値
大雑把にコマを分割した後、正確に枠線(境界)に合わせる処理を行いますが、枠線と判定するために1走査線の何%が黒であれば良いか指定します。
境界判定参照幅 (20061003-1636より廃止:全て探します)
既に上下(左右)が枠線と一致している状態で、左右(上下)の枠を探すとき、枠線から何ピクセル離れたところまで探すか指定します。
最小コマ幅
画像全体に対して、指定された百分率以上の幅と高さを持ったコマ以外は、検出されても削除します。

ダウンロード

開発版ですが、試験的に公開しています。再配布等は禁止します。バージョン番号は面倒なので0.0.0のままです。最終更新日時をみてください。
最終更新: 20070528-0607
コミ割 0.0.0a 20070528
最終更新: 20061008-0201
コミ割 0.0.0a

2007年5月現在まで殆ど触っていませんが、需要がありそうならビューア含め再び開発に着手するかもしれません。

開発メモ・進捗状況など

実装された機能

  • jpg/gif/png/bmpをコマ毎に分割
  • 分割プレビュー
  • パラメータ設定
  • 連続コマ切り出し
  • コマ割方法の選択: 通常/縦4コマ
  • 2段階目以降の枠線検出を正確に→誤検出減少
  • 傾き検出、補正(低精度)

実装予定の機能

  • 各パラメータの自動設定
  • 検出エンジンをCで書く
  • 縦、横以外のコマに対応
  • コマの位置情報を保持
  • コミ割対応漫画ビューア
  • 同一性保持権を侵害しないよう、コマの位置情報から逐次画像を取得する

既知の不具合・修正箇所

  • リストに追加すると削除できない

注意

このソフトウェアの動作は、漫画の主要な構成要素であるコマを互いの位置関係を無視して切り出すというものであり、著作人格権で認められる同一性保持権の侵害に当たる可能性があります。ご自分が著作者である場合か、著作者の許可を得た場合等には問題ないと考えられますが、念のためご注意ください。